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【Kandaya de Blog/神田屋・ど・ぶろぐ】

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帰省 ~其乃参~

楽しい時間というのはあっという間に過ぎ行くもので、今回の帰省も早や最終日。
この地を去るのは名残惜しいし、さりとてあまり遅くに出発すると例の地点で大渋滞に見舞われるしで、「さて、どうやって時間を潰そうか?」と息子に訊いたら「バッティングセンターに行きたい」と。
「わざわざ山陰にまで来てバッティングセンター行かなアカンかァ~?」とツッコミながらも、長距離をクルマで走らされるのも困るので、皆生温泉の旅館街にある一昔前のバッティングセンターへ。

130㌔のスピードボールを「カキーン!!」「パコーン!」「プスン」と約100数十球。
ちょっとはストレス解消となったか我が息子さん。

それから米子市内へブラッと立ち寄った後、一旦両親宅に戻って荷物をまとめ、その間に義母が作ってくれたおにぎりを持って車に乗り込み、現地を15時過ぎに出発。

「まぁ、暗くなる前には大阪へ戻れるやろ…」と考えながら米子道を走行していると、、、

 【佐用IC-作東IC間 通行止め】

…って、何でや?まだ解除されてなかったんかァー!?

仕方なく、中国道との合流地点の落合JCTで、いつもなら左(=大阪方面)へ進むところが今回は右の広島方面へ。
約20kmほどで北房JCTから岡山自動車道へ入り、山陽自動車道へ向かって吉備高原を颯爽と疾駆する我が愛車・ダイハツ「ベンツ」(自称)。
古代の浪漫が漂う備中高梁(びっちゅうたかはし)を素通りするにはあまりに忍びないとは言え、先を急ぐ身ではそれも叶いませんわな。

淀江の両親宅を出てから一時間半ほどでようやく山陽道へ合流。
この合流地点の岡山JCTは岡山県総社市で、これまた歴史のある町ですが、いずれかの機会にゆっくり訪問させて頂くことにして、今はただひたすら走るのみ。

初めて走行する山陽道は中国道に比べればさすがに交通量が多いものの、車の流れはけっこうスムーズ。
本来の帰路よりも時間にして1時間半ほどのロスがあるので、それを挽回せんとアクセルを踏み続ける私と、時折悲鳴を上げる「ベンツ」。

赤穂、相生、姫路、加古川と走破し、いよいよ問題の中国道との合流地点の神戸JCT。
もっとも、ここへ辿り着く2時間前から途中の道路情報掲示板には【宝塚IC-西宮北IC 渋滞12km】の標示があり、おそらくこの時点で渋滞はすでに20kmにはなってたんでは?
当初の予定通り、すぐ先の西宮北ICで下りて一般道へ。

昨年、Hクンから教えてもらった三田市内を抜ける裏道が渋滞している様子でしたので、今年は反対方向の有馬温泉から芦有(ろゆう)道路へ。
20代の頃、数え切れないくらい走った懐かしいヘアピンカーブをブレーキ踏み踏み右へ左へ。

やがて芦屋の高級住宅街に差し掛かると横道から色んな外車がご登場。
前にはアウディ、後続にはベンツC63(AMG)やBMW750iを従えて、下町の意地と誇りを載せたダイハツ「ベンツ」はようやく国道43号線へ合流、芦屋ランプから阪神高速に入って「やれやれ。。。」。


…と安堵したのも束の間、大阪市内へ入った付近でまたもや大渋滞発生。
やむなく海老江ランプで下りて国道2号線~1号線~163号線と一般道を走行、淀江の両親宅を出発してから5時間後の20時半、ようやく帰宅できた神田屋一行でありました。

高速道の料金も、往路1350円に対して復路はその約3倍。
何の為に早めに盆休みを取ったんやら。。。


(終わり)



末筆ではございますが、兵庫県佐用町の水害で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、甚大な被害に遭われた住民の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
by kandaya-de-blog | 2009-08-16 22:39 | 家族